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サックス奏者、ソングライターとしての活動に加え、近年はヴォーカリストとしてもその才能を開花させ注目を集める若きアーティスト・Braxton Cook(ブラクストン・クック)。彼のデビュー作『Somewhere in Between』が本日デジタル先行解禁となった。

音楽好きの家庭で育ったBraxton Cookは、幼い頃から古き良きジャズの名盤に親しみ、またMotown、Parliament-Funkadelic、Cameo、Bill Withersなど幅広いサウンドに触れながら日々を過ごした。5歳の頃、母が父のために借りてきたサックスで父が演奏した“Somewhere Over The Rainbow”に強い衝撃を受けサックスを始めたという彼は、その後各地で研鑽を積み、2011年、ジャズをより本格的に学ぶべくジョージタウン大学からNYの名門・ジュリアード音楽院へと移籍。

学業の傍らWynton Marsalis、Jon Batisteらと連日ステージを共にするなど目覚ましい活躍をみせ、その後Donald Harrisonのライブにてグラミー賞受賞トランペッター・Christian Scottと出会い、直ちにその才能を見出されることとなる。半年後にはLAでChristianのレコーディングに参加し、さらにその4年後にはChristian Scottグループの一員として世界ツアーに同行するまでになった。

 

 

そんな彼が、ジャズの即興性とR&Bヴォーカルの魅力をふんだんに詰め込んだデビューアルバム『Somewhere in Between』をついにリリース。 収録された全12曲(加えて日本盤にはボーナストラック1曲収録)を通して、Braxtonは優れたアルトサックス奏者として、ヴォーカリストとして、その魅力を臆することなくリスナーへと伝えている。そのサウンドは、まるで日常と幻想が交差する淡い夢のようだ。

サックスを、歌を、そして音楽を愛し求め続ける彼のありのままの姿が映し出された本作は、ジャズ、R&Bを愛するすべての人が出会うべきデビュー作にして名作と言える一枚だ。

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