ナイジェリア出身で現在はベルリン在住のシンガーソングライターWayne Snow(ウェイン・スノウ)。ベルリンのみならずニューヨークやロンドン、シドニーなど世界中でパフォーマンスを行い、90年代のアメリカンヒップホップ、R&Bに独自の解釈を加えながら展開する刺激的なグルーヴで話題を呼ぶ彼が4月12日にリリースする『Freedom TV』のスニペット音源が公開された。

Snowの繊細で美しい歌声は、彼自身も敬愛するネオソウル界の大スター・D’Angeloと比較して語られるなど評価を高め、2015年8月にはBoiler Room Copenhagenにも出演。その他世界各国でライブパフォーマンスを行い、注目を集めている。Snowの研ぎ澄まされた音楽性には、あのGiles Petersonも注目しているという。

そんな彼がついにリリースするデビューアルバム『Freedom TV』はベルリン在住のプロデューサー・Max Graefを迎え、「自由」「闘争」「創造性」をテーマに制作された。バップ、ソウル、ジャズ、ハウスなど、多彩なサウンドがひしめき合う珠玉の楽曲の中で、彼は実に多彩な表情でリスナーに訴えかける。

ゆったりとしたリズムで酔わせる“Cooler”、“Fall”や、反復しながら徐々に変化するリズムパターンが病みつきになる”The Ryhthm”、スペイシーなサウンドが耳に心地良い“Nothing Wrong”など、収録された全10曲はいずれも耳の肥えたソウルミュージック・ファン納得の完成度に仕上がっている。

CD発売は4月12日(水)となっている。楽しみにお待ちいただきたい。

 

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