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ソウルフルな歌声と確かな熱量を感じさせる力強いリリックで人気を集めるオレゴン州・ポートランド出身のアーティスト・Liz Vice(リズ・ヴァイス)。彼女のデビュー作『There’s a Light』が9/2(水)に日本で全国発売されることが決定した。

 

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自己表現の根源にストーリーテリングの手法を挙げる彼女のパフォーマンスには今大きな注目が集まっている。デビュー作となる『There’s a Light』の中でLizは、そのブルース・シンガーともとれるような独特の質感を持った魅力的なしゃがれ声で、彼女ならではのポエティックな世界観を鮮やかに表現してみせる。

時にはまるでAdeleやMavis Staplesのように熱く、また時にはNorah Jonesのようにそっと優しく打ち明けるようにして、彼女は我々リスナー、そして神へとその想いを告白する。 そんな彼女の大胆な歌声にぴったりと寄り添う小編成のバックバンド、そしてアルバム全体に通じる引き締まったアレンジは、マッスル・ショールズのそれを想わせるものだ。

 

 

オープニングを飾る”Abide”から、リスナーの心は一気に現実から引き剥がされ彼女の世界へと運ばれるだろう。穏やかな空気をたっぷりと孕んだサウンドに心洗われること必至の、本作を象徴する一曲だ。“Entrance”では、まさに神の面前で心の中を吐露するような、彼女の繊細な表現に耳を奪われる。そうして終曲”There’s a Light”の豪快な歌いっぷりに至るまで、Lizは次々と表情を変え、人々を魅了し続ける。

瑞々しい魅力が詰まったこのアルバムは、時を超えジャンルを超え、多くの音楽ファンに愛される名盤となるだろう。要チェックの一枚がまた登場だ。

 

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