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近年注目度の高まるネオソウル界の新星・MoonChildのオープニングアクトを務めた経験もあるLA出身の4ピース・バンド・idesia(アイディーシア)。彼らのデビュー作『Golden Dreams』が5/20に発売されることが決定した。

 

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MoonChildと同じUSC Thornton School of Music出身の4人のメンバーで構成されるidesia。

彼らが生みだすサウンドについて、例えば「エレクトロニックなソウル」、「ポップスの要素を盛り込んだ実験的サウンドスケープ」、はたまた「都会的でグルーヴィーなトランス・ミュージック」等といった言葉を使って言い表してみることはある程度可能だろう。

しかし言葉の定義以上に重要なのは、彼ら全員がずば抜けた感性の持ち主であり、ネオソウルやジャズ、Hip-Hopからエレクトロニカまで多様なサウンドを難なく操り多くのリスナーをあっという間に魅了してしまう驚異的なバンドであるという事実だ。

 

idesia – Ritual Union (Little Dragon Cover)

 

J Dilla、Erykah Badu、Robert Glasper、Hiatus Kaiyote、Jill Scott等といったアーティストたちから影響を受けたidesiaの、ジャンルの壁を超越した柔軟な音楽性は彼らの作品の中でハッキリと証明されている。彼らのデビューアルバム『Golden Dreams』は、若き4人がこれから切り開いていく新たなソウル・ミュージックの明るい未来を確信することになるだろう。

デビュー作でありながら、一貫して強烈なポテンシャルの高さを見せつける本作、2015年のソウル・ミュージック・シーンを象徴する一枚となりそうだ。

 

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