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ネオソウルを探す旅シリーズ2Twitter

ニューソウルとはなんだったのか?
「ニュー」と「ネオ」の言葉には差があるのか。
前回に引き続き、スウィートソウルレコードでは、ネオソウルを調査した。

70年代に活躍したマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)、ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)、カーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)らの音楽は、ニューソウルと呼ばれた。時代は公民権運動の最中で、黒人は権利を勝ち取るために、その民族としての繋がりが重要視し始めた。そんな中、黒人特有のファンクビートと内に秘められたメッセージ性を有したニューソウルは、まさに黒人たちが待ち望んでいたものだった。ブラックとしての誇り - それを見事に体現したのがニューソウルだったのかもしれない。 証拠に、スプリームス(The Supremes)を脱退するダイアナ・ロス(Diana Ross)、テンプテーションズ(The Temptations)を脱退するエディ・ケンドリックス(Eddie Kendricks)など、グループとしてではなく自分の個性、つまりブラックとしての自分を前面に押し出そうとするようになる。

その後、時代はブラック・コンテンポラリーR&BHIP HOPへと移り変わっていく。
そして、ネオソウルが誕生する。

ネオソウルの音楽としての特徴は、民族中心的な音楽と言われている。機械での演奏が中心となり、黒人特有のファンクビートが蔑ろにされ始めた中、それらに警報を鳴らすかの如く、自分の個性に限りなく忠実なサウンドの実現への拘り。もしかしたらネオソウルとは時代の移り変わりの途中で見失ってしまった、ブラック・ミュージックを再考する過程なのかも知れない。そのため、彼らはブラックを全面に出していたニューソウルに回帰しているように思われることが多い。さらに、ネオソウル・アーティストの特徴の一つとして挙げられるのが、教養があるアーティストが多いということだ。例えば、顕著な例でいえばジョン・レジェンド(John Legend)は全米トップスクールのペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)でアフリカン・アメリカン文学について学んでいたし、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)、アリシア・キーズ(Alicia Keys)らは両方とも中退だが同じくトップスクールであるコロンビア大学(Columbia University)で勉強していた。それはつまり、ネオソウルをやるにはブラック・カルチャーに精通していなくてはならないと考えているからではないだろうか。これらは全て、ブラック・ミュージックとはなんなのかを考えるための手段と考えることができないだろうか。

それでは、はたしてニューソウルネオソウルは同じものなのか?
答えは、おそらくNOである。
なぜなら、ネオソウルの雄であるディアンジェロ(D'Angelo)を聴けばわかるように、彼らはHIP HOPR&Bの影響を色濃く受けているからだ。彼らは、歩んできた道のりを否定するつもりはない。つまり、彼らに取ってみればソウルファンクニューソウルブラック・コンテンポラリーR&BHIP HOPはすべて平等にブラック・ミュージックなのである。

ブラックのすべての良さを取り入れて、さらに良いものを作る - これこそネオソウルと呼ぶものなのかも知れない。

YouTube - Young, Gifted, and Black(Live)- Donny Hathaway

Neo Soul,New Soul,ニューソウル,ネオソウル | 2009/06/18

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